将棋の永世称号を獲得する条件とは?

こんにちは。先日、棋聖戦5番勝負で、藤井7冠が山﨑八段の挑戦を退け、永世棋聖の称号を獲得しました。

まだ、21歳ということもありさらなる永世称号の獲得が期待されますが、改めて永世称号を獲得する条件をまとめてみました。

目次

各タイトルの永世称号獲得条件

それでは、さっそく各タイトルの条件をみていきます。タイトルの序列順に紹介していきます。(敬称略)

竜王

永世称号名獲得条件
永世竜王連続5期、または通算7期の獲得

現在は渡辺明羽生善治の二人が永世竜王の資格を持っています。

名人

永世称号名獲得条件
永世名人通算5期の獲得

木村義雄大山康晴中原誠谷川浩司森内俊之羽生善治の5人が永世名人の称号を持っています。

なお、永世名人に限っては谷川浩司十七世名人のように、歴代の永世名人を数えて呼ばれます。かっこいい。

基本は、引退後に永世名人の称号を名乗ることになりますが、谷川浩司十七世名人は実績が認められ、現役でありながら『谷川浩司十七世名人』の肩書きを背負って対局されています

王位

永世称号名獲得条件
永世王位連続5期、または通算10期の獲得

大山康晴中原誠羽生善治の3人が永世王位の資格を持っています。

王座

永世称号名獲得条件
名誉王座連続5期、または通算10期の獲得

中原誠羽生善治の2人が名誉王座の資格を持っています。王座だけは『永世王座』ではないんですね。

棋王

永世称号名獲得条件
永世棋王連続5期

羽生善治渡辺明の二人が永世棋聖の資格を有しています。

叡王

永世称号名獲得条件
永世叡王通算5期

一番新しくできたタイトルということもあり、まだ永世称号の資格を持つ棋士はいません。羽生さんが唯一持っていないのが永世叡王の資格です。

王将

永世称号名獲得条件
永世王将通算10期の獲得

大山康晴羽生善治の2人が永世王将の資格を持っています。

棋聖

永世称号名獲得条件
永世竜王通算5期の獲得

大山康晴中原誠米長邦雄羽生善治佐藤康光藤井聡太の5人が永世棋聖の称号を持っています。

永世王将は難しい

ここからは余談になりますが、獲得条件が通算10期のみの永世王将の条件難しくない?と思ってしまった。

もちろん他のタイトルも永世称号獲得にはとてつもない高いハードルがあるのですが、永世王将はさらに難しく思います。そんな中で永世7冠の羽生さん凄すぎます。

というわけで今回は永世称号の獲得条件についてまとめてみました。それではまた。

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