ダナーライトを買おうと思っているけど、「実際に履いてみたら後悔するんじゃない?」と気になっていませんか?
重いし、値段も安くない。しかもスニーカーのように気軽に履ける靴でもありません。
私自身、ダナーライトを2015年ごろに購入して、10年以上履いてきました。その間に「これは失敗だったな」と思ったことも、正直あります。
それでも、今でも手放さずに履き続けています。
今回は、10年以上ダナーライトを履いてきた私が、実際に後悔したポイントと、それでも「買ってよかった」と思っている理由を本音で紹介します。これから購入しようとしている人の参考になれば幸いです。
ダナーライトを買って「後悔した」と感じたこと
ダナーライトを2015年ごろに購入して、10年以上履いてきました。
これだけ長く履いていると、「実際に買って後悔したことはないの?」と思うかもしれません。
ぶっちゃけあります。
ダナーライトは、誰にとっても快適な靴というわけではありません。特にスニーカーの軽さや気軽さに慣れていると、「あれ、思っていたより大変だな」と感じるところがあります。

重いので、長時間歩く日は履かなくなった
まず気になるのが重さです。
ダナーライトは、スニーカーのように軽快に歩ける靴ではありません。
普通に街を歩く程度なら問題ないのですが、ウィンドウショッピングなどで長時間歩くと、やっぱり疲れます。
最近は「今日は駅を降りてから結構歩くよな」と思ったら、意図的にダナーライトを避けることもあります。
これって、買う前にはあまり考えていなかったんですよね。
「タフなブーツなんだから、多少重いのは当然」とは思っていました。でも、実際に普段履きしてみると、スニーカーの軽さってやっぱり偉大です。
特に最近はダナーライトを履く機会自体が月1回くらいまで減っています。その理由のひとつは、やっぱりこの「気軽に歩ける靴ではない」というところ。
もちろん、ダナーライトで歩けないわけではありません。
ただ、「今日はたくさん歩くぞ」という日に、あえて選ぶ靴ではなくなりました。
足入れが面倒で、スニーカーのようには履けない
個人的には、重さ以上に面倒だと感じるのが足入れです。
ダナーライトは、スニーカーのように足を入れてサッと履く、という感じではありません。
私はいったん座って、足を押し込んで、踵を合わせて……という感じで履いています。
これが地味に面倒なんですよね。
一度履いてしまえばどうということはないのですが、「ちょっとそこまで」というときに選びにくい。
スニーカーなら、場合によっては立ったままスポッと履けます。
それに慣れてしまっていると、ダナーライトを履くときには「よし、履くか」という気持ちが必要になります(笑)。
そして、これは先ほどのサイズ選びとも関係しています。
私は購入時、サイズ感が心配だったので少し小さめを選びました。
結果としては、普通どおりのサイズでよかった。
むしろ、多少ゆとりがあるくらいのほうがよかったと思っています。
実際、つま先が当たることがあります。
ダナーライトを購入するなら、サイズを小さめにして「ぴったり履こう」と考えすぎないほうがいい。10年以上履いてきた今の自分なら、そう思います。
夏は暑く、春や秋も蒸れやすい
そして、夏。
これはもう、私はダナーライトを履きません。
暑いです。
もちろん個人差はあると思いますが、夏場にわざわざこのブーツを履いて出かけたいとは思えない。
春や秋なら普通に履けます。ただ、歩いていると結構蒸れます。
一方で、冬は話が変わります。
ダナーライトはちょっとした防寒靴としては優秀です。
寒い時期に履くと、むしろこのしっかりした作りが頼もしく感じます。
つまり、年間を通していつでも快適に履ける靴ではありません。
季節によって「今日はダナーライトを履きたい」「今日はやめておこう」が結構はっきりする靴です。
サイズは小さめを選ばないほうがよかった
そして、10年以上履いてきて一番「これは失敗したな」と思うのがサイズ選びです。
購入当時は、ブーツだから少し小さめでもいいかなと思っていました。
でも、今振り返ると普段どおりのサイズを選べばよかった。
実際につま先が当たるので、もう少しゆとりがあったほうが快適でした。
特にダナーライトは足入れ自体が少し面倒な靴です。
そこにサイズのタイトさが加わると、履くときの「よし、履くか」というハードルがさらに上がります。
これから購入する人には、ここはぜひ覚えておいてほしいところです。
「ブーツだから小さめ」という考え方だけでサイズを決めるのではなく、多少ゆとりを持たせるくらいの感覚で選んだほうが、普段履きでは使いやすいと思います。
ジーンズとの相性は?
ちなみに、もうひとつ購入前には想像していなかったのが、服との相性です。
ダナーライトといえばデニムが似合うイメージがありますが、私の場合、濃いブルーデニムとはそこまで相性がいいとは感じませんでした。
フェードしたブルージーンズならまずまず合いますし、カーゴパンツやワーク系のパンツのほうがしっくりきます。
こうして振り返ると、重い、履くのが面倒、夏は暑い、サイズ選びも失敗した。
「じゃあ、なんで10年以上も持ってるの?」
と思いますよね。
自分でもそう思います(笑)。
でも、ここからがダナーライトの面白いところです。
これだけ不満があるのに、私はダナーライトを買ったこと自体はまったく後悔していません。
むしろ10年以上履いた今だからこそ、「この靴を買ってよかった」と思う部分もはっきりしています。
それでもダナーライトを買ったことを後悔していない理由
ここまで読むと、「結局、ダナーライトって後悔する靴なんじゃない?」と思うかもしれません。
重いし、履くのも面倒。夏は暑いし、サイズ選びも失敗しました。
それでも、私はダナーライトを買ったことを一度も後悔していません。
むしろ10年以上履いた今のほうが、「買ってよかったな」と思う部分がはっきりしています。

雨の日は10年以上履いても頼りになる
まず、雨の日の安心感はかなりあります。
10年以上履いてきましたが、雨の日に履いて困った記憶がほとんどありません。
「雨だから今日はダナーライトにしよう」と普通に思えるくらい、私にとっては頼れる靴です。
もちろん、雨の日専用の靴として使っているわけではありません。
でも、天気が怪しい日にスニーカーを選ぶのはちょっと不安。そんなときにダナーライトを選べるのは大きなメリットです。
購入した当時、私が求めていたのも「荒々しく使っても壊れないタフな靴」でした。
そう考えると、10年以上履いた今でも雨の日に安心して履けるというのは、かなり満足しています。
大きなメンテナンスなしで今も履けている
10年以上履いているので、もちろんアッパーには傷があります。
新品のようにピカピカ、というわけではありません。
でも、大きなメンテナンスが必要になったことはありません。
普段やっているのも、たまにブラシをかけて、オイルを少し足してあげるくらい。
それだけで今も普通に履けています。
これは購入前に期待していた「タフさ」の部分ですね。
私はダナーライトを、ちょっと作業靴っぽく荒々しく使えるようなブーツだと思って買いました。
実際に10年以上使ってみても、「もっと大事に扱わないと壊れる」という感じはありません。
もちろん、革靴なので最低限の手入れはします。
でも、神経質になって扱う必要がない。
この気楽さは、長く使ううえでかなり大きいと思います。
履いて出かけると気分がいい
そして、これが一番大きいかもしれません。
ダナーライトは、履いて出かけると気分がいいんです。
「今日はこれを履きたいな」と思う日があります。
別に雨が降っているわけでもない。たくさん歩くわけでもない。
ただ、ちょっとおしゃれしたい気分だからダナーライトを選ぶ。
そういう靴です。
スニーカーのほうが軽いし、履くのも楽です。
長時間歩くなら、たぶんスニーカーを選びます。
それでも、ダナーライトを履いて出かけたときの満足感は、スニーカーとはまた違うんですよね。
この「履くこと自体が楽しい」という感覚は、10年以上経っても変わっていません。
経年変化と所有感を楽しめる
10年以上履いていると、当然ながら新品の頃とは見た目が変わってきます。
傷もあります。
でも、それも含めて自分の靴になっていく感じがいい。
私はダナーライトの経年変化も楽しみながら履いています。
そして、何より「持っている満足感」があります。
たまにしか履かなくなったとはいえ、手放そうとは思いません。
靴箱から出して、「やっぱりかっこいいな」と思える。
履いて出かければ、それだけでちょっと気分が上がる。
こういう部分は、単純な「履きやすさ」や「コスパ」だけでは測れないと思っています。
だから、出番が月1回程度になった今でも、これからもダナーライトは履き続けるつもりです。
毎日のように履く靴ではなくなったとしても、「今日はダナーライトを履きたい」と思う日がある。
私にとっては、それだけで持ち続ける理由になります。
10年以上履いた今、ダナーライトは高かったのか?
私がダナーライトを買ったのは2015年ごろ。
当時の価格は、たしか4万5,000円くらいでした。
今思えば、これでも安くはありません。むしろ、当時の自分にとっては普通に「高いな」と思う金額でした。
たしかレッドウィングのアイリッシュセッターより2万円くらい高かったはずです。
それでも、友人が履いているのを見て「かっこいいな」と思ってしまった。
タフそうな見た目も好きだったし、作業靴のように荒々しく使っても壊れないようなブーツが欲しかった。
結局、その勢いで買いました。
では、10年以上履いた今、その4万5,000円は高かったのか。
4万5,000円で買った当時は高いと思った
購入当時は、やっぱり高いと思っていました。
今ほど革靴の価格が上がっていなかったこともありますし、4万5,000円あれば他にもいろいろ選べます。
「アイリッシュセッターより2万円も高いのか……」
そんなことを考えながら買った記憶があります。
だから、最初から「一生モノだから安い!」なんて思っていたわけではありません。
むしろ、ちょっと勇気のいる買い物でした。
ただ、当時の自分は、それでも欲しかったんですよね。
ダナーライトを履いている友人がかっこよく見えた。
自分もこんなブーツを履きたいと思った。
結局、こういう「欲しい」という気持ちが一番強かったんだと思います。
10年以上履いた今は「安かった」と思う
ところが、10年以上経った今は、4万5,000円で買ってよかったと思っています。
というより、今振り返ると安かったとさえ感じます。
もちろん、毎日のように履いているわけではありません。
最近は月1回くらいしか出番がありませんし、長時間歩く日はスニーカーを選びます。
それでも、10年以上手元にあって、今でも履けば気分が上がる。
経年変化を楽しめるし、所有していること自体にも満足感があります。
そして、大きなメンテナンスをすることなく今も履けています。
そう考えると、単純に「1回いくらで履いたか」だけでは、この靴の価値は判断できないと思っています。
安い靴を買って、数年で飽きて履かなくなる。
それよりも、少し高くても10年以上持っていて、たまに履くたびに「やっぱりこれ好きだな」と思える。
この先10年以上も相棒として活躍してくれると思えば、決して高い買い物でなかったと感じています。
今の104,500円なら私はどうする?
では、現在の価格が104,500円だとして、自分なら買うのか。
正直に言えば、迷います。
4万5,000円なら「買う。むしろ2足目も別カラーですぐに欲しい」と思います。
でも、104,500円となると、さすがにちょっと考えます。
ただ、だからといって「今のダナーライトは高すぎる」とは思っていません。
最近は革靴全体がかなり値上がりしています。
ダナーライトだけが特別に値上がりしているわけではなく、他の靴も同じように価格が上がっている。
そう考えると、今の価格については「まあ、しょうがないよな」というのが正直なところです。
それでも、自分が2015年ごろに4万5,000円で買ったダナーライトを10年以上履いてきた経験を考えると、私はこの靴に払った金額を後悔していません。
むしろ、「あのとき買っておいてよかった」と思っています。
ただし、ここで注意したいのは、「10年以上履けるから誰にとってもコスパがいい」とは限らないということ。
私の場合は、履くたびに気分が上がることや、経年変化を楽しめることも含めて価値を感じています。
だからこそ、次に買う人には「長く使えるからおすすめ」だけではなく、この靴そのものを好きになれそうかを考えてほしいと思います。
ダナーライトはどんな人なら後悔しない?
ここまで10年以上履いてきた経験を振り返ると、ダナーライトは「誰にでもおすすめできる靴」ではないと思っています。
特に、靴に快適さや気軽さを求める人には、正直おすすめしにくいです。
ダナーライトは軽くありません。
履くのもスニーカーほど簡単ではありません。
夏は暑いし、長時間歩けば疲れます。
それでも、そんなことを分かったうえで履きたくなる魅力がある。
私にとっては、そういう靴です。

快適さより「この靴を履きたい」を大事にする人
ダナーライトを履く理由は、「一番歩きやすいから」ではありません。
長時間歩くなら、私はスニーカーを選びます。
ちょっとそこまで出かけるだけなら、スニーカーのほうが圧倒的に楽です。
それでも「今日はダナーライトを履こうかな」と思う日があります。
理由は単純で、ちょっとおしゃれしたい気分だから。
靴を履くことで気分が上がる。
この感覚を大事にできる人なら、ダナーライトは楽しめると思います。
逆に、「とにかく軽くて、脱ぎ履きしやすくて、長時間歩いても疲れない靴が欲しい」という人には、もっと向いている靴があります。
ダナーライトを買ってから「なんでこんなに重いんだ……」となる可能性は高いです。
タフさや経年変化、所有感を楽しみたい人
私がダナーライトを10年以上持ち続けている理由も、ここにあります。
多少の傷がついても気にならない。
雨の日でも安心して履ける。
たまにブラシをかけて、オイルを少し足してあげる。
そうやって履いているうちに、少しずつ自分の靴になっていく。
そして、10年以上経った今でも、履いて出かけると気分がいい。
こういう「道具を育てるような楽しさ」が好きな人には、ダナーライトはかなり相性がいいと思います。
新品の状態だけが完成形ではなく、傷や経年変化も含めて楽しめる。
私はそこに魅力を感じています。
だから、ダナーライトを「歩くための道具」だけとして考えると、重いし、面倒だし、もっと快適な靴はいくらでもあります。
でも、そこに「所有する楽しさ」や「履く楽しさ」まで含めると、話が変わってきます。
スニーカーのような軽さや気軽さを求める人には向かない
これは、今回の記事で一番伝えておきたいところです。
ダナーライトを買うなら、スニーカーのような快適さは期待しないほうがいい。
履くのに少し手間がかかる。
歩けば重さを感じる。
夏は暑い。
長時間歩く日は、私は履くのを避けることもあります。
でも、それでも「この靴を履きたい」と思える。
この感覚があるかどうかだと思います。
私自身、最近はダナーライトを履く頻度が月1回くらいまで減りました。
それでも、手放すつもりはありません。
出番が少なくなったとしても、「今日はダナーライトを履きたい」と思う日があるからです。
だから私は、ダナーライトを「快適な靴」としてではなく、履くと気分を上げてくれる、機能美を追求した道具のような靴として気に入っています。
この感覚に共感できるなら、きっとダナーライトを買ってからも「買ってよかった」と思えるはず!ぜひ現行モデルをチェックしてみてください。
ダナーライトを買って後悔した?10年以上履いた私の答え
10年以上ダナーライトを履いてきて、正直に言います。
後悔したことはあります。
重いです。
履くのも面倒です。
夏は暑いし、長時間歩く日は疲れます。
サイズ選びも失敗しました。
「思っていたより気軽に履けないな」と感じたことも、一度や二度ではありません。
それでも、ダナーライトを買ったこと自体はまったく後悔していません。
むしろ、2015年ごろに約4万5,000円で買った自分に「よく買った」と言いたいくらいです。
10年以上経った今でも、履いて出かけると気分がいい。
傷がついたアッパーを見ると、それも含めて自分の靴になったなと思います。
たまにブラシをかけて、オイルを少し足してあげる。
それだけで今も普通に履けています。
そして、雨の日には頼りになる。
こういうところは、10年以上履いてきたからこそ実感できるダナーライトの魅力です。
もちろん、今から買うなら価格は気になります。
私が買ったときは約4万5,000円でしたが、現在は7万4,800円。
同じ金額で買えるなら、私は今でも迷わずダナーライトを選びます。
ただ、7万4,800円となると、さすがに一度考えます。
とはいえ、革靴全体が値上がりしている今、「ダナーライトだけが異常に高くなった」とも思いません。
だからこそ、今から購入を考えているなら、値段だけではなく自分がこの靴を本当に好きになれそうかを考えてみてほしいです。
ダナーライトは、快適さだけを求める人には向いていません。
軽くて、脱ぎ履きが楽で、長時間歩いても疲れない。
そういう靴を探しているなら、もっと適した靴があります。
でも、
「多少重くても、この見た目が好き」
「履くのが面倒でも、今日はダナーライトを履きたい」
「傷や経年変化も含めて、自分の靴に育てていきたい」
「持っているだけでちょっと嬉しい」
そんな気持ちがあるなら、ダナーライトはかなり楽しめると思います。
私自身、最近は月1回くらいしか履かなくなりました。
それでも、これからも履き続けるつもりです。
毎日履く靴ではなくなっても、たまに履きたくなる。
そして、履いて出かけるとちょっと気分がいい。
それだけで、10年以上手元に置いておく理由としては十分です。
なので、「ダナーライトを買って後悔する?」と聞かれたら、私の答えはこうです。
後悔するポイントはあります。でも、ダナーライトを買ったことは後悔していません。
快適な靴ではない。
でも、快適さだけでは測れない魅力がある。
10年以上履いてきた今でも、私はそう思っています。
