モルディズム(MOLDISM)とは?鯖江発アイウェアの特徴・価格・取扱店を紹介

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福井県鯖江市のアイウェアブランド「MOLDISM(モルディズム)」をご存じでしょうか。

MOLDISMは、長年培ってきた金型技術を生かし、チタンフレームを中心に展開する新しいアイウェアブランドです。

特徴は、金型製作からプレス、加工、研磨まで、多くの工程を自社で行う一貫生産。

細かなディテールまで作り込み、チタンならではの重厚かつ繊細な質感を生かしたフレームを製作しています。

「鯖江の眼鏡」と聞くと、なんとなく高品質な国産メガネをイメージする人も多いですよね。

では、MOLDISMはこれまでの鯖江の眼鏡ブランドと何が違うのでしょうか。

そもそも、どんなブランドなのか。

いつから始まり、なぜ鯖江で作られているのか。そして、どんなモデルがあり、価格はいくらくらいするのかも気になるところです。

結論を先に言うと、MOLDISMのフレームは130,900円からと、決して安くはありません。

だからこそ、購入を考えているなら、ブランドの背景やものづくりの特徴まで知ったうえで選びたいですよね。

この記事では、MOLDISM(モルディズム)について、ブランドの概要から鯖江との関係、フレームの特徴、代表モデル、価格、取扱店まで詳しく紹介します。

「MOLDISMってどんな眼鏡?」

「鯖江のブランドって聞くけど、どんなところにこだわっているの?」

そんな疑問を持っている人にも分かりやすくまとめているので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

MOLDISMのメガネフレームやパーツを製造するための黒い金属製の金型一覧
ブランドの核となるメガネ製造の金型。金型加工技術への深いこだわりがプロダクトの精度を支えている。
引用元:MOLDISM 公式サイト
目次

モルディズム(MOLDISM)とは?鯖江発の新しいアイウェアブランド

「MOLDISM(モルディズム)って、そもそもどんなブランドなの?」

まだ聞き慣れない名前だけに、まずここが気になりますよね。

MOLDISMは、福井県鯖江市のものづくりを背景にしたアイウェアブランドです。

金型製作からプレス、加工、研磨まで、多くの工程を自社で行う一貫生産を特徴としており、チタンの特性を生かしたフレームを展開しています。

では、MOLDISMはどのようなブランドなのか。まずは基本的なところから見ていきましょう。

MOLDISMとは

MOLDISM(モルディズム)は、福井県鯖江市のものづくりを背景に生まれたアイウェアブランドです。

ブランド名の「MOLD」は、英語で「金型」を意味します。

その名前の通り、MOLDISMでは金型を重要な要素として捉えています。

メガネの形を作るために欠かせない金型。その金型づくりから始まるものづくりが、MOLDISMの大きな特徴です。

デザインや素材だけを見るのではなく、「どのように形を作っているのか」に注目すると、MOLDISMというブランドがより分かりやすくなります。

ブランド概要 プロダクト概要

MOLDISMの背景にあるのが、福井県鯖江市に拠点を置く浜本テクニカルです。

浜本テクニカルは、金型や眼鏡部品、眼鏡フレームなどを手がけてきたメーカーです。

その歴史は1972年までさかのぼり、鯖江市で金型製造からスタート。その後、眼鏡部品の製造や眼鏡フレームの製造へと事業を広げてきました。

MOLDISMでは、こうした長年のものづくりを背景に、チタンフレームを中心としたアイウェアを展開しています。

特に注目したいのが、金型製作だけで終わらず、その後のプレス、加工、研磨まで多くの工程を一貫して行っていることです。

フレームが完成するまでの工程を知ると、MOLDISMのデザインが単に見た目だけで作られているわけではないことが分かります。

金型から始まり、加工を重ね、最後の仕上げまでつなげていく。

こうした背景が、MOLDISMのフレームにある細かな作り込みにつながっています。

モルディズムはどんな眼鏡?デザインや特徴を紹介

MOLDISMの眼鏡は、一般的なチタンフレームとは少し違った、立体感のあるデザインが特徴です。

その背景にあるのが、鯖江で培われてきた金型技術やチタン加工の技術。金型を使って素材を成形し、細かな加工や仕上げを重ねることで、独特の造形を作り上げています。

さらにMOLDISMでは、こうした製造技術を単なる「メガネを作るための工程」として終わらせていません。ものづくりの現場から生まれた発想や機構そのものを、フレームのデザインに取り入れています。

ここでは、MOLDISMの眼鏡を特徴づける素材や製造技術、そしてそこから生まれるデザインについて見ていきます。

チタンを使ったフレーム

MOLDISMのフレームにはチタンが使われています。

チタンは、軽量でありながら強度が高く、メガネフレームにも多く使われている素材です。

MOLDISMでは、このチタンをプレスや切削などの加工によって成形し、立体感のあるフレームへと仕上げています。

チタンという素材そのものだけでなく、加工によってどのような形を生み出すのかにも注目したいブランドです。

金型技術を生かした独特の造形

MOLDISMのトップページには、ブランドのものづくりを象徴する言葉が掲げられています。

“Everything is dictated by the mold.”

引用元:MOLDISM 公式サイト

日本語にすると、「すべては、金型によって決まる。」という意味です。

MOLDISMにとって金型は、単にチタンを成形するための道具ではありません。どのような形を生み出すのか、その出発点となるものです。

公式サイトでは、金型の製作からプレス、切削、仕上げ、組み立て、最終検品までを自社で行うものづくりについて紹介しています。200以上の工程を重ねながら、金型を起点にフレームの形を作り込んでいくのがMOLDISMの特徴です。

つまり、MOLDISMの独特な立体感を見るときは、完成したフレームだけを見るのではなく、その造形を生み出した「金型」まで遡って見るとブランドの考え方が分かりやすくなります。

製造技術やものづくりの発想をデザインに取り入れている

MOLDISMは、単に昔から続く技術を受け継ぐだけではありません。公式サイトでは、ものづくりに対する考え方を次のように表現しています。

“We do not merely preserve tradition; we sublimate it into a ‘dignity’ expressed through structure itself.”

引用元:MOLDISM 公式サイト

これは、「私たちは、ただ伝統を守るだけではない。伝統を昇華し、構造そのものに『品格』として表現する。」という意味です。

この言葉は、MOLDISMのデザインを見るうえでも興味深いところです。

たとえば「CLAMP」は、工業用治具から着想を得たモデル。「FORGING」は、チタン板を繰り返し高圧でプレスする鍛造技術をデザインに取り入れています。

どちらも、完成したメガネの見た目だけを考えてデザインされたものではありません。製造技術や工業製品の構造そのものを、フレームの造形として見せています。

MOLDISMが掲げる「構造そのものに品格を表現する」という言葉は、こうしたモデルを見るとイメージしやすいはずです。

細かなパーツまで作り込まれたディテール

MOLDISMの特徴は、大きなシルエットだけではありません。

フレームを細かく見ていくと、パーツの形状や組み合わせにもこだわりが感じられます。

金属を削り出したような立体的なパーツや、複数の部品を組み合わせた構造など、細部までデザインとして作り込まれているのが特徴です。

そのため、正面から見たときだけでなく、横や斜めから見たときにも違った表情を楽しめます。

MOLDISMは、シンプルなチタンフレームとは少し違った、細部まで眺めたくなるようなデザインを求める人にも注目してほしいブランドです。

モルディズムの代表モデルは?

MOLDISMには、眼鏡フレームとサングラスを合わせて38バリエーションが展開されています。

そのなかで、現在確認できる代表的なモデルが「ORIGIN」「RESONANCE」「DOUBLE.D」です。

せっかくMOLDISMを選ぶなら、それぞれどんなモデルなのか気になりますよね。

ここでは、現在確認できる情報をもとに3つのモデルを紹介します。

ORIGIN

まずは「ORIGIN」です。

MOLDISMのラインアップのひとつで、価格は130,900円。

MOLDISMは金型製作からプレス、加工、研磨まで多くの工程を一貫して行っており、チタンの特性を生かしたフレームを製作しています。

そのため、細かな形状やディテールについては、実物を見ながら確認したいモデルです。

MOLDISMのメガネフレームORIGIN。オリーブグリーンのフロントとゴールドのテンプルパーツ
MOLDISM(モルディズム)の代表モデル「ORIGIN」。重厚感のあるセルフレームとゴールドパーツが美しいコントラストを描く。
引用元:MOLDISM 公式サイト

RESONANCE

続いて「RESONANCE」。

こちらもMOLDISMを代表するモデルのひとつで、価格は130,900円です。

ORIGINと同じ価格帯ですが、モデル名が異なるように別のフレームとして展開されています。

MOLDISMは複数のバリエーションを展開しているため、同じブランドのフレームでも、実際の形やディテールを見比べながら選びたいところです。

DOUBLE.D

そして、MOLDISMのなかでも特徴的なのが「DOUBLE.D」です。

価格は160,600円で、今回紹介する3モデルのなかでは最も高い価格設定になっています。

DOUBLE.Dは、2026年の「SILMO d’Or」で「CRAFTSMANSHIP & KNOW-HOW」部門のノミネートモデルにも選ばれています。

このモデルでは、細かなディテールを重ねたデザインに加え、過去の工房で使われていた工具から着想を得た機械的なパーツが取り入れられています。

MOLDISMが持つ金型や加工の技術だけでなく、ものづくりの歴史までデザインに取り入れているところが、DOUBLE.Dの特徴です。

ORIGINやRESONANCEとはまた違った方向からMOLDISMの世界観を感じられるモデルなので、細かなディテールまでじっくり見てみたいフレームです。

MOLDISMは高い?鯖江ブランドと価格を比較

MOLDISMの価格を見て、「13万円台からって、鯖江のメガネとしては高いの?」と思った人もいるのではないでしょうか。

そこで、MOLDISMと同じく鯖江のものづくりを背景に持つ、知名度の高いブランドの価格と比べてみました。

今回比較するのは、金子眼鏡、BJ CLASSIC COLLECTION、JAPONISM、FACTORY900の4ブランドです。

いずれも日本製アイウェアを代表するブランドですが、製造背景やデザインの方向性はそれぞれ違います。

なお、FACTORY900については、現在のメーカー所在地が福井県福井市です。そのため、ここでは「鯖江市に本社を置くメーカーのブランド」という意味ではなく、福井の眼鏡産業と深く関わりを持つブランドとして比較しています。

MOLDISMの価格は13万円台から

MOLDISMで現在確認できるモデルを見ると、価格は13万900円から16万600円。

ORIGINとRESONANCEが13万900円、CLAMPが14万800円、DOUBLE.DとFORGINGが16万600円です。

一般的なメガネとして考えると、かなり高価な価格帯ですよね。

では、鯖江を代表するブランドと比べると、どのくらい違うのでしょうか。

MOLDISMと人気の鯖江ブランドを比較

価格のイメージをつかみやすくするため、各ブランドで現在確認できるモデルをいくつかピックアップして比較してみました。

ブランド現行モデルの例フレーム価格(税込)
金子眼鏡KCシリーズ・KVシリーズなど4万円台〜
BJ CLASSIC COLLECTIONCOM-551A IT / CE-551MP など44,000円〜49,500円
JAPONISMJS-183 / JP-05353,900円〜63,800円
FACTORY900現行モデル各種4万円台〜7万円台
MOLDISMORIGIN / RESONANCE / CLAMP / DOUBLE.D / FORGING130,900円〜160,600円
※価格は2026年10月時点で確認できる現行モデルをもとにした目安です。レンズ代を含まないフレーム価格を基本としています。

こうして並べてみると、価格差はかなり大きいですよね。

今回比較した4ブランドでは、4〜7万円台のモデルが中心なのに対して、MOLDISMは13万900円から。DOUBLE.DやFORGINGになると16万600円です。

もちろん、素材やデザイン、製造方法はそれぞれ違います。フレームの価格だけを見て、ブランドそのものを比較することはできません。

ただ、「MOLDISMは鯖江のメガネとして高いの?」という疑問については、今回比較したブランドの現行モデルと比べると、MOLDISMがかなり上の価格帯にあることは分かります。

では、ここまで価格が違うMOLDISMには、どんなものづくりの背景があるのでしょうか。

MOLDISMのものづくりにも注目

MOLDISMは、金型製作からプレス、加工、仕上げ、組み立て、最終検品まで、製造工程の多くを自社で行っています。

その背景にあるのが、1972年から続く金型製造、1980年からの眼鏡部品製造、1985年からの眼鏡フレーム製造という長い技術の蓄積です。

さらに、MOLDISMでは製造技術そのものをデザインに取り入れています。

「DOUBLE.D」は工場の機械部品、「CLAMP」は工業用治具、「FORGING」は繰り返し高圧プレスする鍛造技術をデザインの着想にしています。

こうした背景を見ると、MOLDISMは単に「鯖江で作られたチタンフレーム」というだけではなく、金型や加工技術、製造現場そのものをデザインに落とし込んでいるブランドだということが分かります。

MOLDISMの価格をどう感じるかは、こうした製造背景やデザインにどこまで価値を感じるかによっても変わってきそうです。

MOLDISMのメガネのゴールド蝶番と精緻なメタルパーツのアップ
緻密な金型技術によって削り出された独自のヒンジ構造。細部まで美学が宿る。
引用元:MOLDISM 公式サイト

モルディズムはどこで買える?取扱店・販売場所

「MOLDISMが気になるけど、実際どこで買えるの?」

ここも購入を考えている人なら気になりますよね。

MOLDISMは2026年に展開が始まる新しいブランドということもあり、現時点では販売情報がまだ限られています。

現在確認できる販売先として、まず押さえておきたいのが伊勢丹新宿店です。

伊勢丹新宿店

伊勢丹新宿店では、2026年9月30日から10月6日まで、メンズ館1階でMOLDISMのプロモーションが行われています。

この期間は先行販売となっており、10月30日から一般販売が始まる予定です。

メガネは、写真だけでは分かりにくい部分もありますよね。

フレームの細かなディテールやチタンの質感、実際に手に取ったときの印象などは、やはり実物を見たほうが分かりやすいものです。

MOLDISMが気になっているなら、販売されているモデルを実際に見比べてみるのもいいでしょう。

購入前に販売状況を確認しよう

その他で現時点で確認できるのは、東京・中目黒にあるアイウェアセレクトショップ「WONDEROUS EYEWEAR RESORT」です。

発売前のブランドのため、取扱店や販売方法はまだ多くは分かってはいませんが、今後公式HPなどで順次公開されていくとのこと。

また、今回の伊勢丹新宿店での展開も、先行販売と一般販売で時期が分かれています。

そのため、これから購入する場合は、訪れる前に販売時期や在庫状況を確認しておくと安心です。

特に「実物を見てから決めたい」という人は、どのモデルが店頭に並んでいるのかも確認しておきたいところ。

MOLDISMは細かなディテールを楽しめるフレームが多いので、実際に手に取って見比べると、それぞれの違いも分かりやすくなります。

MOLDISMについてよくある疑問

ここまでMOLDISMについて詳しく紹介してきましたが、最後に気になるポイントをQ&A形式でまとめます。

MOLDISMはどこのブランド?

MOLDISMは、福井県鯖江市のものづくりを背景に展開されているアイウェアブランドです。

製造を手がける浜本テクニカルも鯖江市に拠点を置いており、金型製造を起点に、眼鏡部品やフレームの製造へと技術を広げてきました。

MOLDISMはいつから買える?

伊勢丹新宿店では2026年9月30日からプロモーションと先行販売が行われています。

一般販売については2026年10月30日となります。

MOLDISMはどこで買える?

現時点で確認できる販売情報では、伊勢丹新宿店で展開されています。

その他で現時点で確認できるのは、東京・中目黒にあるアイウェアセレクトショップ「WONDEROUS EYEWEAR RESORT」です。

MOLDISMの代表モデルは?

代表的なモデルとして「ORIGIN」「RESONANCE」「DOUBLE.D」があります。

このうちDOUBLE.Dは、2026年のSILMO d’Orで「CRAFTSMANSHIP & KNOW-HOW」部門にノミネートされています。

まとめ|MOLDISMは鯖江のものづくりを生かした新しいアイウェアブランド

今回は、福井県鯖江市のアイウェアブランド「MOLDISM(モルディズム)」について紹介しました。

MOLDISMは、金型製作からプレス、加工、研磨まで多くの工程を自社で行い、チタンの特性を生かしたフレームを展開しています。

長年培ってきた金型技術を生かし、細かなディテールまで作り込んでいるのがMOLDISMの大きな特徴です。

その背景にあるのが、1972年に鯖江市で金型製造をスタートし、眼鏡部品やフレームの製造へと技術を広げてきた浜本テクニカル。

ブランドとしては新しいMOLDISMですが、その土台には長年積み重ねてきたものづくりがあります。

正直、まだまだ不明なことも多いですが、こんなにエキゾチックなデザインとヒストリーを見せられたらウキウキが止まりませんよね。

鯖江の眼鏡に興味がある人はもちろん、チタンフレームの素材感や、細かなディテールまで作り込まれた眼鏡が好きな人なら、MOLDISMをチェックしてみてはいかがでしょうか。

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