映画『告白 コンフェッション』は何がすごい?ネタバレなしで魅力を紹介

つい先日、映画『告白 コンフェッション』を観たのですが、衝撃が強すぎて是非共有したいなーと思ったので、視聴した感想、おすすめポイントをまとめて記事にしていこうと思います。

もちろん、まだ観ていない方のためにネタバレしないようにしますので、初めてこの映画を観る方や、内容が気になる方、ちょっと興味あったんだよねーという方は是非お付き合いください。

目次

映画の基本情報

監督・出演者

告白 コンフェッション』は、2024年公開の映画で、監督は山下敦弘氏が務めました。スリラー映画のようなサスペンス映画のようなハラハラした展開が魅力です。

主演は生田斗真ヤン・イクチュンの二人で、彼らが演じるキャラクターたちの心理的葛藤が物語の中心に描かれています。舞台は閉ざされた雪山の小屋。極限状態に追い込まれた二人の男が、それぞれの過去や感情をさらけ出し、壮絶な心理戦が繰り広げられます。

ジャンルとしてはスリラーでありながら、単なるサスペンスを超えた人間ドラマとしての深さがあるのも特徴です。観客を最後まで引きつけて離さない緊張感と感情のぶつかり合いが見どころです。

山下敦弘監督の代表作

山下敦弘監督の主な代表作に『リンダリンダリンダ』『天然コケッコー』など 青春ドラマやコミカルな映画が多いように思いますが、今回は全く異なるホラーのジャンルということなので、どういう仕上がりになっているのか興味深いですね。

というか『リンダリンダリンダ』が山下敦弘監督だったの知らんかった。こちらも大好きな映画で何回見ただろうか・・・青春真っ只中の名作です。

原作者はあの方

この映画『告白 コンフェッション』は原作になっている漫画があるのですが、

その原作者はあの『カイジシリーズ』や麻雀漫画『アカギ』で有名な福本伸行先生です。

私が、この映画に興味を持ったきっかけが福本作品の大ファンであったことで、福本作品の醍醐味、ドロドロした人間関係、人間臭さがどのように表現されるのかと興味を持ちました。うん、期待通りの人間臭さが表現されていましたね。まさにこれこそが福本作品の味であり真骨頂です。

カイジ、アカギが好きという方には是非とも見てほしいですね。

原作情報

原作である『告白~コンフェッション~』は原作・福本伸行、作画・かわぐちかいじで、ヤングマガジンアッパーズで1998年第1号~第12号にて連載されていました。

電子書籍化もされており

で原作を読むことができます。

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主要な登場人物とあらすじ

次にこの作品の出演者と簡単なあらすじについて紹介します。大事なところはネタバレのないようにしますが、少し内容に触れる部分があるので、まっさらな気持ちで見たいという方は、このページを閉じてNetflitLeminoで楽しんでください。

出演者情報

浅井(生田斗真)

浅井は、表向きは優しく穏やかな性格の持ち主ですが、重大な告白をしたジヨンと2人きりで状況が、彼の優しく穏やかな内面を徐々に変えていきます。

ジヨン(ヤン・イクチュン)

ジヨンは浅井の親友でありながら、浅井に対し親友とは別の感情を持っています。ジヨン自身の重大な告白により、大きな感情な変化が訪れ、浅井との関係性が変化していきます。

あらすじ

物語の舞台は、大学山岳部のOBで親友同士の浅井とジヨンが、16年前に行方不明となった同級生・西田さゆりの17回忌として行う慰霊登山。

二人は厳しい吹雪に見舞われ遭難してしまいます。ジヨンは脚に大怪我を負い、死を覚悟した瞬間、自分が16年前にさゆりを殺害したことを浅井に告白します。長年、罪の意識に苛まれてきたジヨンは、ついに解放されたように安堵の表情を浮かべますが、直後に山小屋が現れ、二人は一命を取り留めます。

しかし、親友の衝撃的な告白を聞いてしまった浅井と、思わず真実を口にしてしまったジヨンの間には、静かに緊張が漂い始めます。薄暗い山小屋で救助を待つ間、二人の関係は次第に不穏なものへと変わっていきます。

その結末はぜひご自身で確かめてください。

見どころ

映画全体を通して、彼ら2人の関係がどう変化していくのかがこの映画の注目点となります。この関係性の変化が映画の核心であり、彼らの感情のぶつかり合いが、それぞれの思惑が物語の展開に大きな影響を与えます。

ここがすごい

ここで私がすごいと思ったことポイントを2つ紹介します。

  • 登場人物が2人しかいない :この映画の主要な登場人物は浅井とジヨンの2人のみで、物語の95%はこの2人の関係の変化を表現しています。にもかかわらず単調にならず、スリリングな展開が起こることで2人だけで、ほとんど完結している点です。
  • 作品時間約75分に凝縮 :もう一つはこの作品の時間が約75分と最近の映画としては短く、凝縮されている点です。作品テーマを一つに絞ったのがわかるこの中に凝縮されていることです。

観た後に感じたこと

極限状況がもたらす心理の表現がすごい

映画を観終わった後、まず強く感じるのは、極限状況における人間心理の描写がリアルに表現されていることです。

雪山という閉ざされた空間の中で、浅井とジヨンが互いに探り合い、衝突する姿は非常にリアルで、みている人に大きな緊張感を与えます。

映画を観終わった後に残る余韻てありますよね。この映画はなんとも言い難い後味の悪さというか、スッキリしない苦味が残ります。ただ、それこそが福本作品の醍醐味であり魅力ですよね。

そして、原作の描写もさることながら、この表現ができる役者もすごい!

こんな人にオススメ

個人的には面白かった映画ですが、結構クセのある内容なので好みが分かれる映画のように思います。そこで、こんな人にオススメ!こんな人に見てほしい!をまとめます。

こんな人にオススメ
  • カイジ・アカギ等の福本作品大好き!
  • ハラハラドキドキ!緊迫感あるホラー映画が大好き
  • サクッと映画を楽しみたい人

どこで見れる?視聴可能なサブスク

最後に視聴可能なサブスクを紹介します。

『告白 コンフェッション』の公式ホームページによると現在視聴可能なサブスクはNetflitLeminoのみとなっています。

NetflitとLeminoで先行配信となっていることから、おそらく順次その他のサブスクでも解禁されていくのではないでしょうか。現在はその他の情報がないので明らかになり次第追記していきたいと思います。

まとめ

『告白 コンフェッション』は、緊迫した心理戦や人間関係の描写が秀逸なホラーのようなサスペンス映画です。

登場人物の複雑な感情や、極限状態での行動が視聴者に強い印象を与え、観終わった後もネットリと心に残る映画です。ぜひ、あなたの目で楽しみ、見終えた後の余韻を感じてみてください。

現在は配信プラットフォームはNetflitLeminoでの配信となっています。

2024年12月4日ブルーレイが発売予定となっています。

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