クラークスを代表するワラビーとデザートブーツ、どちらもブランドの顔と言えるシューズで「結局どっちがええんや?」「どっちにしようか?」と悩む人も多いはず。
テイストは全く異なるのにどちらもサマになる超がつくほどの万能ブーツです。
今回はそんな方のために私自身の経験談を交えながら解説していこうと思います。
ワラビー or デザートブーツで迷う必要がない理由
たぶん、これで何時間も悩んでいる人は多いはず。でも正直、その時間……まるごとカットできます。なぜなら、ワラビーかデザートブーツかの結論って、ほぼ“パンツのシルエット”だけで決まるからです。
もちろん、それぞれの特徴を細かく比較する記事も世の中にはたくさんあります。
「ワラビーのほうがカジュアル」
「デザートブーツのほうが大人っぽい」
「履き心地が〜」「レザーの種類が〜」
こういう情報は大事なんですが、実際に“見た目の満足度”を左右する本当の決め手はそこじゃありません。
靴って単体で存在するわけじゃなく、パンツとセットでスタイルが完成するアイテム。だから「靴の好み」よりも、「パンツの形との相性」のほうが圧倒的に仕上がりに影響します。
同じ人でも、ワイドパンツの日はワラビーがハマり、細身パンツの日はデザートブーツがベストだったりします。
つまり「自分の普段のパンツがどっちに寄ってるか」を知れば、迷う余地がほぼ消えるというわけです。
というか靴単体で見ればどっちもかっこいいからどっちでも正解なんですよ。
ここから先は、その“たった1つの基準”を軸に、どちらを選ぶべきかをわかりやすく整理していきます。
選ぶ基準は“パンツのシルエット”ただ一つ
ワラビーかデザートブーツか。
この二択でブレる人に一番伝えたいのは、
靴を選ぶ前に、まずはパンツを見てください。
パンツが太いか細いか。それだけで方向性がほぼ固まります。
- ワイド〜ストレートなど太めパンツが多い人 → ワラビー
- 細身〜テーパードパンツが多い人 → デザートブーツ
理由はシンプルで、パンツのボリュームに対して“靴が浮くかどうか”が決まるから。
太いパンツにデザートブーツを合わせると、足首だけが細く見えてアンバランスになりがちです。逆に、細身パンツにワラビーを合わせると、靴だけ丸く膨らんで見えて重心が下に落ちすぎてしまう。
つまり、パンツの形と靴のボリューム感が揃っているかどうかが、見た目の「しっくり感」を決めるんです。
なぜ靴本体の特徴よりパンツの形が重要なのか
「素材の違い」や「履き心地」の差よりも、パンツのシルエットが圧倒的に重要な理由は、視覚的な“線のつながり”にあります。
人の目は、コーデを見るときに無意識で“縦のライン”と“重心”をチェックしています。
- パンツが太い → 下半身の重心がやや下に見える
- パンツが細い → 下半身が縦に伸びてすっきり見える
そして、この印象を大きく左右するのが靴の形。
靴のフォルムがパンツのシルエットとズレていると、ラインが途切れて見え、全体が落ち着かなくなるんです。
逆に、パンツと靴の形がリンクしていれば、コーデ全体の重心が自然に整う。
だからこそ、靴単体のスペックよりも、パンツとの「つながり」のほうが大事というわけです。
次の章からは、より具体的に「どんなパンツを履く人がどちらを選ぶべきか」を掘り下げていきます。
ワラビーを選ぶべき人
ワラビーは“クラークスの丸いほう”という雑な括られ方をしがちですが、この靴の真価は 太めのパンツと合わせたときのまとまりの良さ にあります。ワイドパンツ、ストレート、太めチノ、ミリタリー系のパンツ——そういった“ボリュームのあるボトムス”を自然に受け止めてくれる、包容力のある靴なんです。
ファッションを組むうえで、シルエットのボリュームをどこに置くかはめちゃくちゃ大事です。上・中・下のどこに重さがあるかでコーデの印象は大きく変わります。ワラビーはその中でも「下半身に少し丸みのある重心を作りたい人」との相性が抜群です。
もしあなたのクローゼットに“ダボッとしたパンツ”が多いなら、ワラビーはほぼ間違いなくハマります。
ワイド・ストレートなど太めシルエットとの相性
ワラビーが太いパンツと相性抜群の理由は、つま先からヒールまで続く ぽってりしたボリューム感 にあります。
ワイドパンツの太さをしっかり受け止める丸みのおかげで、裾が靴の上にふわっと落ちても“だらしなく見えない”。
太パン+細い靴だと、裾だけが浮いて妙にアンバランスになりますが、ワラビーなら自然に着地します。
- ワイドパンツ
- バギー
- 太めカーゴ
- ストレートのデニム
- ミリタリーパンツ
これらの裾幅に対して、ワラビーのフォルムは驚くほどフィットします。
シルエットの整い方がとにかく気持ちいい。
「太めのパンツ多い人は、とりあえずワラビー」が王道ルートです。
こういうコーデの人はワラビー一択
ワラビーがしっくり来るコーデの特徴は、ひと言でいえば “リラックス or ルーズ寄り”。
以下に当てはまる人は、ワラビーのほうが満足度が高いはずです。
- ワイドパンツを週3以上で履く
- 古着・ゆるめコーデが多い
- ミリタリー・ワーク系をよく着る
- ダボっとしたトップスが多い
- Aラインシルエットが好き
- スニーカー感覚で革靴を履きたい
- カチッとしすぎる靴が苦手
いわゆる“こなれ感”や“ラフさ”を自然に演出したい人には、ワラビーはベストパートナー。
逆にこのタイプの服装が多いのにデザートブーツを選ぶと、足元だけキュッと締まりすぎて違和感が出てしまいます。
ここまでで、“太パン派はワラビー”という軸がかなり固まったはず。
デザートブーツを選ぶべき人
デザートブーツは、ワラビーとはまったく逆方向の“きれいめ寄り”に強い靴です。細身パンツやテーパードパンツを普段から履く人なら、まず間違いなくこちら。足元がスッと縦に伸びて、シルエット全体が整うのがこの靴の魅力です。
ワラビーが「丸・横方向の安定感」なら、デザートブーツは「縦方向の伸び」と「シャープさ」。スタイルを引き締めたい人、清潔感を出したい人には、とてもわかりやすく効果を出してくれます。
「細めのパンツが好き」「大人っぽさがほしい」「ワラビーだとちょっと可愛く見える」
こういう人は、もうデザートブーツ一択と言っていいレベルです。
細身〜テーパードパンツとの圧倒的な馴染みの良さ
デザートブーツの魅力は、なんといっても 細身のパンツと合わせたときのラインの美しさ。
スリムパンツやテーパードパンツの“足首に向かって細くなるライン”を、そのままスムーズに下へ伸ばしてくれます。
- テーパードデニム
- 細身のチノ
- ノータックのセンタープレス
- きれいめスラックス
これらの裾幅に対して、デザートブーツは驚くほど自然にフィットします。
特に足首まわりの“細さと立ち上がり”は、ワラビーには出せないクリーンさ。
細いパンツにワラビーを合わせると「靴だけぽてっと見えてしまう」問題が起きますが、デザートブーツならその心配はゼロです。
シルエットが縦に整うから、全体がスッと大人っぽく見える。
細身パンツ派なら、これだけで選ぶ理由として十分です。
こういうコーデの人はデザートブーツ一択
デザートブーツがハマる人は、ひと言でいえば “スッキリ・スマート寄りのスタイル”。
- 細身パンツが多い
- テーパードのシルエットが好き
- 上半身にジャケットやシャツをよく着る
- シンプルでミニマルな服が多い
- 古着より“きれいめカジュアル”寄り
- ワラビーだとちょっと可愛く見えすぎる
- 足元をきゅっと引き締めたい
細めパンツ派がワラビーを履くと「下だけ丸い」ちょっと野暮ったい印象になりがちなので、見た目の仕上がりも含めてデザートブーツに軍配が上がります。
結局どっちを選ぶべきか【最終結論】
結局「どっちにするか問題」の結論は、ほぼ「普段のパンツが太いか細いか」で決まるということ。
もちろん、「どちらも好き」という気持ちがあるなら、それはそれで正しい選択です。でも「“最初の一足”を外したくない」「どっちもいい」なら、パンツ基準で決めたほうが絶対に後悔しません。
なぜなら、靴そのものの好み以上に、“パンツと靴の相性”がコーデの仕上がりにダイレクトに影響するから。
- 太パン派 → ワラビー
- 細身派 → デザートブーツ
この軸さえ守れば、大きく失敗することはまずありません。「どっちもいい」と思うならば、普段の服装に合わせやすい方がいいですよね。
