スエードがオシャレな【マウンテンリッジ】|素材の違いやサイズ感、コーデを解説

スエード素材って、なんだか特別な雰囲気が漂いますよね。今回は、そんなスエードの魅力がたっぷり詰まった「ダナー マウンテンリッジ ロー」に注目!ローカットで軽やか、でもしっかり武骨なダナーらしさもあって、街でもアウトドアでも映える一足です。

この記事では、スエードモデルならではの魅力から、素材の違いやサイズ感、コーディネートのアイデアまで、購入前に知っておきたい情報をまとめて解説します。マウンテンリッジが気になっている人はもちろん、「スエードのダナーってどうなの?」という方もぜひ参考にしてみてください。

目次

スエードが映える【マウンテンリッジ】の魅力とは

マウンテンリッジ ローは、その名のとおりローカットタイプのモデル。通常のマウンテンライトよりも軽量で、足首まわりの可動域も広いため、よりカジュアルで軽快な履き心地が特徴です。見た目の印象もスッキリしていて、ボリュームのある登山ブーツというよりは、都会で履けるアウトドアブーツといった立ち位置。

マウンテンライトみたいにゴツすぎるのはちょっと・・・』という方にもアウトドア感とカジュアル感の程よいバランスがどんな方にも履きやすいのが魅力ではないでしょうか。

さらに、起毛感のあるスエードは、ナチュラルで上品な雰囲気をまとっており、デニムやカーゴパンツとの相性も抜群。無骨なのにどこか洗練されていて、ブーツ好きの心をくすぐる一足です。

ベースモデルはマウンテンライト

このモデルのルーツは、ダナーの名作「マウンテンライト」。堅牢で重厚なマウンテンブーツをベースに、より都会的なスタイルで履けるように開発されました。

マウンテンライトはライナーにGORE-TEXが採用されていますが、マウンテンリッジは採用されていません。マウンテンライトはアッパー素材もフルグレインウォータープルーフレザーを採用していることからも、

防水性という意味ではマウンテンライトに大きく劣るところです。その分、より気軽に街中で履けるような仕様になっています。

カラーも都会的ですよね。

基本スペックまとめ

ダナー マウンテンリッジには、見た目の良さだけでなく、細部にまでこだわったスペックが詰まっています。素材の種類、ソールの選択肢、製法まで、日本製ならではの丁寧なつくりが魅力です。

2種類のソール|クリスティーソール or クレッターソール

販売されているマウンテンリッジ ローには、「クレッターリフトソール」と「ビブラム・クリスティーソール」の2種類のソールバリエーションがあります。

  • クレッタリフトーソールよりアウトドア仕様でグリップと耐摩耗性に優れたソール。山歩きにも対応。
  • クリスティーソール軽量でフラットな形状が特徴。クッション性が高く、街履き向き。

今回取り上げるのはクレッターリフトソールのモデル。この黒のソールとスエード素材の組み合わせが絶妙にかっこいいですよね。色はベージュとカーキの2色から選べます。

アッパーの素材違い|フルグレインレザーモデル

紹介したモデル以外にも、フルグレーンレザーを使ったモデルもあります。カラーはブラック・ブラウン2色で、よりクラシックで重厚な印象を与えてくれます。

製法・生産国・重量について

基本的なダナー マウンテンリッジ ローのスペックについては以下の通り。

基本スペック
  • 製法:ダナー式ステッチダウン製法(ソールの張替えが可能)
  • 生産:日本製(国内の職人による手作業)
  • インソール:Ortholite(通気性・抗菌防臭・クッション性)
  • 重量:片足約 700g(スエードレザー・クレッターリフトソール・サイズ10の場合)

堅牢なつくりながらも、快適性にも配慮された、非常にバランスの取れたブーツです。

クリスティーソールver

今回の本題ではないですが、クリスティーソールverも存在します。クリスティーソールはより軽く、カジュアルな靴にも使われることが多いソールです。よりカジュアルな雰囲気のソールになります。

こちらはTHREE WOODさんの別注モデルとなります。ブーツというよりも『ちょっとゴツ目のスニーカー』くらいの印象で、これなら街履きでも活躍してくれそうですね🎵

マウンテンライトとの違い

最後にこのモデルのベースとなっているマウンテンライトとの主な違いをまとめました。

項目マウンテンリッジ ローマウンテンライト
カットタイプローカットミドルカット(くるぶしまでしっかり覆う)
重量(片足)約700g(サイズ10相当)約830g(サイズ10相当)
アッパー素材スエード OR フルグレインレザーフルグレインレザー(カラーにより異なる)
インソールOrtholite(通気・防臭・クッション性あり)なし
ソール仕様VIBRAMクレッターリフトソール OR クリスティーソールVIBRAMクレッターリフトソール
ライナー不明GORE-TEX
製法ダナー式ステッチダウン製法ダナー式ステッチダウン製法
ソール交換可能可能
製造国日本米国(USA製)
履き心地の傾向スニーカーに近い軽快さしっかりとしたホールド感・安定性
用途の想定タウンユース〜ライトアウトドア本格アウトドア〜山歩き
外観の印象スッキリ・カジュアル寄り重厚・クラシック
価格38,500円74,800円

機能性を支える仕様・構造

ダナーのブーツといえば頑丈なつくりが魅力ですが、マウンテンリッジ ローはそのうえで「履き心地の良さ」もしっかり追求された一足です。ソールや構造に注目すると、その快適さと実用性の理由がよくわかります。

クレッターリフトソール — グリップと耐摩耗性

採用されているのは、VIBRAM(ビブラム)社製の「クレッターリフトソール」。登山用にも使用される本格仕様で、以下のような特徴があります。

  • 優れたグリップ力で滑りにくい
  • 高い耐摩耗性で長く使える
  • 厚みがありクッション性も抜群

特に雨の日や、未舗装の地面を歩くときに真価を発揮。デザイン的にも存在感があり、重厚なブーツスタイルに仕上がります

メンテナンス — ソール交換

ダナーならではの「ステッチダウン製法」が採用されており、もちろんソール交換が可能。つまり、アウトソールがすり減ってしまっても、修理してまた履き続けられるのもダナーの魅力。

  • 長く履きたい派にはうれしいポイント
  • 愛着を持って使える=サステナブル

スエードのメンテナンスについて

スエード素材は見た目がオシャレな分、お手入れには少しコツが必要です。以下のポイントを押さえれば長くキレイな状態を保てます。

  • 防水スプレーを使って水シミ対策
  • スエード用ブラシでホコリや汚れを落とす
  • 雨の日は避ける or 防水処理をして履く

とはいえ、スエードは初期から足に馴染みやすく、履き心地は抜群。柔らかい足あたりが好きな人には特におすすめの素材です。

サイズ感と選び方ガイド

ブーツ選びで最も悩ましいのがサイズ感。特にスニーカー感覚で選んでしまうと、「あれ、ちょっと大きい?」なんてことも。ここでは実際のレビューや比較情報を元に、マウンテンリッジ ローのサイズ感について解説します。

ユーザー口コミまとめ(やや大きめ/サイズダウン派も)

楽天市場などのレビューをチェックすると、多くのユーザーが「やや大きめに感じる」とコメントしています。中には「ハーフサイズ(1.0cm)下げた方がちょうどよかった」といった声も。

  • 甲が低めな人 → サイズダウン推奨派が多い
  • 厚手の靴下を履く人 → 通常サイズでOKという意見もあり

公式なサイズ表記はUSサイズ(例:US8=約26cm)ですが、甲高・幅広の方は普段のサイズよりハーフサイズ上げるのもアリです。

小さく感じたといった口コミはほとんど(私が確認した限りは全く)見られませんでした。なので、ジャスト or 0.5~1.0cm大きめを選ぶのが良さそう。

スニーカー・他ブランドとのサイズ比較と換算目安

スニーカー(例:ナイキやニューバランス)を普段履いている人にとっては、サイズの換算が気になりますよね。

普段のスニーカーサイズマウンテンリッジのおすすめサイズ(目安)
26.0cm(ナイキ)US7.5(約25.5cm)
27.0cm(ニューバランス)US8.5(約26.5cm)

もちろん、足型や好みによってフィット感は異なりますが、「スニーカーより0.5cm下げるとちょうど良かった」というケースが多め。サイズ選びに不安がある人は、返品・サイズ交換に対応してくれるショップを利用するのがおすすめ。

コーディネート提案(スエード編)

スエード素材のマウンテンリッジは、見た目が柔らかくナチュラルな印象。ハードすぎない絶妙なバランス感が、普段のファッションに自然となじみます。ここでは、特に人気の「カーキスエード」を使ったコーディネートのアイデアを紹介します。

スエード素材に似合うボトムス&色合わせパターン

スエードは、意外とどんな色にも合わせやすい万能素材。同じ色味であってもスエード素材がワンポイントとして活躍してくれます。とくにおすすめの組み合わせはこちら。

  • ネイビーのデニムパンツ:定番のアメカジスタイル。カーキのブーツがほどよい抜け感に。
  • ブラックのスキニーパンツ:足元が引き立ち、ブーツのシルエットが映える。
  • ベージュやオリーブのチノパン:夏フェス・アウトドアスタイルももちろん相性抜群。

ダボッとしたシルエットのパンツもスエードの柔らかい雰囲気にマッチします。ざっくりニットなどカジュアルなアイテムとの相性も抜群。スエードの持つ“やわらかさ”が、全体の雰囲気を引き締めつつもこなれた印象に仕上げてくれます。

まとめ:王道ではないおしゃれアイテム

マウンテンリッジ ローは、まさに王道をちょっと外した”おしゃれ上級者向けの一足。とはいえ、履き心地や実用性はしっかり確保されていて、ビジュアルだけのブーツとは一線を画しています。

軽量&快適・街でも山でも使える万能性

スニーカーのような軽快さと、ブーツならではの安定感。日常のタウンユースからちょっとしたアウトドアシーンまで幅広く対応できます。

  • スエード素材 ✖️ クリッタールフトソールのデザイン性
  • クッション性の高いOrtholiteインソール
  • グリップ力抜群のビブラムソール

『マウンテンライトはゴツすぎる!もう少しカジュアルに履きたいという人にはうってつけです。

サイズ選びと長く愛用するためのポイント

購入時に最も注意したいのはサイズ感。スニーカー感覚で選ぶとやや大きめに感じるケースもあるため、口コミや比較表を参考に慎重に選びましょう。

また、ソール交換や素材メンテナンスが可能なので、ケアをしながら長く付き合っていけるのも嬉しいポイント。レザーの経年変化も含めて、じっくり「育てる楽しみ」を味わえるブーツです。

マウンテンリッジは、単なるファッションブーツではなく、“機能性とセンス”のどちらも求めたい人にぴったりの一足。履けば履くほど、自分だけの一足になっていく――そんな魅力にあふれたブーツです。

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