ダナーライトにインソールはいらない?メリットとデメリット。オススメのインソールと注意点

ダナーライトは、その丈夫さと快適さでアウトドア愛好者やタウンユースで人気の高いブーツです。しかし、「インソールはいらないのでは?」という疑問を持つ人も多いようです。本記事では、ダナーライトのインソールを追加するべきか迷っている方に向けて、インソールなしのメリットやデメリット、追加する際の注意点、さらにおすすめのインソールについて詳しく解説します。

目次

ダナーライトにインソールはいらないと言われる理由とは?

ダナーライトが「インソールなしでも快適」と言われる理由は、主にその構造と設計にあります。

元々の設計がインソールなしで快適な構造

ダナーライトは、登山靴として作られているため、内部のクッション性に優れ、足裏の快適さをサポートする設計になっています。クッション性とサポート力を兼ね備えており、通常の使用では追加のインソールが必要ない場合が多いのです。

ヴィブラムソールによる優れた衝撃吸収性

ダナーライトのヴィブラムソールは、アウトドアシーンでの使用を想定して作られています。このソールは、地面からの衝撃をしっかり吸収し、足裏への負担を軽減します。そして、登山ブーツとしては適した柔らかさもあるため歩き心地もしっかりしています。

高品質なレザーが足に馴染む

ダナーライトに使用されているフルグレインレザーは、履けば履くほど足に馴染む特性があります。そのため、インソールを追加せずとも、時間とともに快適さが向上します。

インソールなしのダナーライトのメリット:そのままで快適な履き心地

インソールを追加しない場合のメリットについて、以下のようなポイントが挙げられます。

フィット感が損なわれない

ダナーライトはインソールなしでの履き心地を追求して作られているため、追加することで内部が窮屈になったり、足の甲や幅が圧迫されるリスクがありません。

通気性の良さが維持される

インソールを追加すると靴内部の空間が減少し、通気性が低下する可能性があります。特に夏場や長時間の使用では、インソールなしの方が蒸れにくいというメリットがあります。

コストを抑えられる

高品質なインソールを購入すると、追加の費用が発生します。標準のまま快適に履けるダナーライトは、余計なコストをかけずに利用できる点で経済的です。

ダナーライトにインソールを追加するメリット:足元のサポート強化

一方で、インソールを追加することで得られる利点もあります。以下に具体的なポイントを解説します。

土踏まずや足裏全体のサポートが強化される

インソールには、足裏のアーチ部分を支える機能が備わっています。偏平足やハイアーチの方は、インソールを使用することで足裏の負担を軽減し、疲れにくくなります。

衝撃吸収性がさらに向上する

ヴィブラムソールのクッション性に加え、インソールが追加されることで、足裏にかかる圧力を分散する効果が強化されます。特にハイキングや長時間歩行時には有効です。

サイズ調整が可能になる

靴が少し大きい場合でも、インソールを追加することでフィット感を調整できます。逆に、小さすぎる場合には注意が必要です。

GORE-TEX を保護

ダナーライトはGORE-TEX素材でインナー部分が覆われており、このインナー部分を保護するためにもインソールを入れることは有効。

リサイクルショップで中古のダナーライトを見ると、インナー部分が痛みボロボロになっている物も多くみられます。防水の要であるGORE-TEXを保護するためにもインソールの活用は長く愛用するためには有効です。

インソールを追加する際のデメリットと注意点

インソールを使用することで起こりうるデメリットと、その対策について解説します。

靴内部が窮屈になる可能性がある

インソールを追加すると、靴内部のスペースが狭くなり、足が圧迫されることがあります。今持っているダナーライトにインソールを入れる場合は、インソールの厚みに注意して窮屈にならないように注意しましょう。

新しくダナーライトを購入される場合は、インソールを入れる想定でハーフサイズ上げることで解消するのがいいでしょう。

通気性の低下

特に厚手のインソールを使用すると、靴内部の空気の流れが悪くなり、蒸れが発生しやすくなります。もともとダナーライトはブーツであることから、蒸れやすい靴です。インソールを入れることで、さらに通気性が悪くなります。

ブーツを痛めないためにも、履き終わったら、インソールを外し、通気性の良い場所で靴の中の湿気を逃がしてあげることで、次も快適に、かつ長く愛用することができます。

めんどくさいですが、必ずやった方がいいです。

インソールを使用する際のサイズ選びのポイント

インソールを使用する場合、ダナーライトのサイズ選びには特に注意が必要です。

1/2サイズ大きめを選ぶ

インソールが靴内部のスペースを圧迫するため、通常のサイズよりも0.5サイズ大きめを選ぶのがおすすめです。インソールの種類によっても厚みが違うため注意が必要。

ダナーライトにオススメのインソール:純正品から人気商品まで紹介

インソールの選び方

前途の通りインソールを入れることで、フィット感や履き心地が変わってきます。タウンユースでもっと快適に履きたいと考えれば、クッション性の高いインソールを選ぶのがGOODですが、足入れが窮屈になる可能性があります。

インソールなしの状態でどの程度余裕があるかを把握した上で、窮屈にならないものを選びましょう。

オススメのインソール

ここで、人気のおすすめインソールをいくつか紹介します。ダナーライトにはもちろん、他のブーツにも使えるサードパーティー性のものもあるので、それぞれの特性からあなたに合うものを選びましょう。

1. ダナー純正インソール

迷ったら純正が1番!ダナー純正インソールは、靴の形状に最適化されており、フィット感を損なわずに快適さを向上させます。比較的薄めのインソールなので、今のフィット感をあまり変えることなく使うことができます。

2. スーパーフィート(Superfeet)

土踏まずのサポートに優れ、アウトドアにも適した高品質インソールです。長時間の歩行でも疲れにくいと評判です。フィット感とサポート性が高い分、ソール自体に厚みがあるので、『今のソールのない状態でジャストフィット』という場合はかなり窮屈になってしまう恐れがあります。ただ、品質は申し分ないので、このソールを入れるにはブーツ自体を少し大きめを選んでおいた方が良さそうです。

3. ソフソール(Sof Sole)

衝撃吸収性に優れたクッションタイプのインソール。こちらも割と厚みがあるものが多いですが、とにかくコスパが高いのが特徴です。

4. Dr. Scholl’s(ドクターショール)

医薬品、医療品の輸入等を手掛ける会社の扱うインソールということで、腰・膝への負担軽減と長時間の歩行でも足への負担を軽減する構造になっています。値段が安いのも魅力。

まとめ

ということで今回のまとめ。

ダナーライトはインソールなしでも快適に履ける設計

ですが、

使用目的や足の形状によってはインソールを追加することでさらに快適さを向上させることができる

ただし、

追加する際はフィット感や通気性の変化に注意

すでにお持ちのダナーに合わせるのであれば、自身の現在のフィット感から、窮屈にならないようにインソールを選んでください。

ダナーライトの購入を検討しているのであれば、インソールを入れるのかどうかを前提にしたサイズ選びをしましょう。

入れる派、入れない派どちらでも問題ないのですが、個人的にはGORE-TEX の保護のために入れておくと安心といったところでしょうか。

インソールを入れる場合は、純正品やサードパーティ製品の中から、自分に合ったインソールを選び、より快適なダナーライフを楽しんでください。

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