自転車での通勤や通学、休日のロングライドなどで「バックパック?それともメッセンジャーバック?」という悩みは多いのではないでしょうか。かくいう私もバックパックとメッセンジャーバッグどっちも使いますが、どっちも一長一短で決め手にかけるんですよね。
ロードバイクやクロスバイクは前傾姿勢になるので、普通のバッグだと“ズレる・蒸れる・PCが心配”など、意外と問題だらけ。
そこでこの記事では、自転車乗りにとって本当に使いやすいバッグを解説しつつ、厳選したおすすめモデルも一気に紹介します。
結論から言うと、最初の1つで迷っているなら バックパックがおすすめ。その理由と、どんなモデルを選ぶべきか、そして失敗しないためのポイントをしっかり丁寧にまとめました。
自転車で使うバッグはどれを選ぶべき?(結論:バックパックがおすすめ)
自転車通勤や街乗りを始めると、最初にぶつかるのが「バッグ問題」。
- バックパック?
- メッセンジャーバッグ?
- ショルダーは使える?
こういった疑問は一番最初に通る道です。「ちょっとそこまで」ならサコッシュなど小さいものでいいんですけど、PCや書類・仕事道具が入るとそうはいきませんよね。
でも、自転車で走るとき(特にロード・クロス)は前傾姿勢になるので、
バッグには独特の条件が求められます。
結論:最初の1つは“バックパック”が正解
悩んだら「バックパック」にするべき!というのが結論で、理由はとてもシンプル、
- 走行中の安定感がトップレベル
- PCを安全に運びやすい
- 容量がちょうどよく汎用性が高い
- 通勤・通学・街乗り・休日ライドの全部を1つでこなせる
という“総合力の強さ”があるから。
もちろんメッセンジャーバックも用途によってはアリです。
バックパックとメッセンジャーバッグのメリット・デメリット
以下にそれぞれのメリット・デメリットまとめました。
比較しまずはどちらがあなたに合っているかを判断してみましょう。
| 比較ポイント | バックパック | メッセンジャーバッグ |
|---|---|---|
| 疲れにくさ | ★★★★★(荷重分散が優秀) | ★★☆☆☆(片掛けで疲れやすい) |
| PCの保護力 | ★★★★★(クッションが厚いものが多い) | ★★☆☆☆(PC保護は弱め) |
| 揺れにくさ | ★★★★★(前傾でも安定) | ★★★☆☆(スタビライザー必須) |
| 荷物の量への対応 | ★★★★★(大容量向き) | ★★☆☆☆(荷物多いと肩が死ぬ) |
| 荷物の出し入れやすさ | ★★☆☆☆(走行中はほぼ無理) | ★★★★★(走りながら取れる) |
| ファッション性 | ★★★☆☆(ややスポーティ寄り) | ★★★★★(街に馴染むデザイン多い) |
| 蒸れにくさ | ★★☆☆☆(背中が広く密着) | ★★★★☆(接地面が少ない) |
| 雨への強さ | ★★★★☆(防水モデル多数) | ★★★★☆(ターポリン系は強い) |
| 初めての人向け | ◎ 圧倒的におすすめ | △ スタイルが合えばアリ |
向いている人まとめ
| バックパック | メッセンジャーバック |
|---|---|
| 毎日PCを持ち歩く 荷物が多い/重い 週末もロングライドする | 見た目の軽快さを重視 走りながら荷物をすぐ取り出したい 街乗りメイン/荷物が少ない |
もちろん例外と言えるバッグもありますし、個人の感じ方によっても変わるので一概には言えませんが、ひとつの参考として判断材料にしてみてはいかがでしょうか。
メッセンジャーももちろん魅力的ですが、
通勤・通学を含む“毎日の相棒”として考えるなら、
初心者〜中級者のほとんどはバックパックのほうが快適に使えます。
自転車バッグ選びで絶対にチェックするべきポイント
「見た目が好きだから」「なんとなくブランドが良いから」
という理由でバッグを選びがちですが、
自転車用途ではちょっとした条件の違いが大きな快適性を生みます。
PC保護性能(超重要)
PC を常に持つ人にとっては最重要のポイントです。
自転車は路面からの振動が多く、PCダメージのリスクは徒歩移動より圧倒的に高め。
最低限チェックすべきはこの3つ:
- PCスリーブにしっかりパッドがあるか
- 底部にクッションがあるか(底づき防止)
- バッグ本体に一定の剛性があるか
“PCを守れないバッグ” は、通勤用としてはあまりいい選択とはいえません。
背負ったときの安定感(ズレないこと)
前傾姿勢は、バッグがズレやすい体勢です。
走行中にバッグが左右に揺れると、疲れるし、危ないし、肩も痛くなる。
安定感には次の3つが大きく影響します。
- チェストストラップ(胸で固定できるか)
- 背面パネルが立体構造か
- ショルダーストラップの幅と厚み
これらがしっかりしているバックパックは、走っていて本当に快適です。ただチェストストラップは「めんどくさい、そんなガチなの求めてない」などと意見の分かれるところ。
最低限ショルダーストラップの幅と厚みはしっかりとチェックして、ズレや肩の痛みが出るなどのストレスは回避したいポイント。
背中の蒸れ対策(通気性)
ロード・クロスの前傾姿勢は、想像以上に背中が蒸れます。
- メッシュ
- エアフレーム
- 空気の通るトンネル構造
こういった通気性の工夫があると、夏場の快適さがまったく違います。なければないでも問題ないですが、あれば助かる程度。優先順位としては低い。
小物ポケットがあるか
結構大事!!
財布や鍵、スマホ、目薬などの小物などの取り出しやすさは使い勝手に直結します。
私は今でもたまにグレゴリーのデイバックを使うことがありますが、やはりポケットの少なさに不便さを感じずにはいられない。
おすすめモデル|バックパック6選(PC対応・通勤向け)
ここからは、本当に自転車通勤で使える
“間違いないバックパック” を厳選して紹介します。
1. ORTLIEB (オルトリーブ) – Commuter Daypack City 21L
- 特徴: ドイツの完全防水ブランドによる都市型デイパック。軽量で耐久性の高い生地を使用し、ロールクロージャー(巻き込み式)によるIP64等級の完全防水性能を誇ります。背中にフィットしやすいパッドと、独立したPCスリーブ(15インチまで)を搭載。
- ポイント: 「雨天時のPCや書類の濡れを絶対に防ぎたい」ユーザーにおすすめ。完全防水でありながら、ミニマルでビジネスシーンにも馴染む洗練されたデザインが魅力です。
2. THULE (スーリー) – Paramount Commuter 27L
- 特徴: 自転車通勤・通学に特化した設計で、快適性、利便性、安全性を追求したモデル。メインルームとPCルームの開閉部には防水コーティングジッパーを採用。本体の防水素材に加え、スタイリッシュな全面反射コーティングが施されたレインカバー付きで、悪天候下での視認性と完全防水を実現します。
- ポイント: 「雨天時の徹底した防水と安全確保」を重視する方におすすめ。ライディングポジションに合わせて調整されたショルダーストラップとスターナムストラップにより、走行時も快適です。ヘルメットやシューズを収納できる拡張可能な前面ポケットや、乗車姿勢のままアクセスできる側面ポケットなど、自転車乗りのための機能が充実しています。
3. マンハッタンポーテージ (Manhattan Portage) – Preppy Backpack 30L
- 特徴: メインの収納口はダブルジッパーで大きく開き、仕切りが少ないシンプルな構造により容量を最大限に活用できます。背面に15.6インチまで対応するPC専用スリーブを搭載し、左右のコンプレッションストラップで荷物のボリュームに合わせてマチ幅を調節可能です。
- ポイント: 「荷物が多い日でも容量をフル活用したい方」や「機能的なポケット配置を求める方」におすすめ。通気性に優れたメッシュ地の背面パネルとパッド入りのショルダーにより、快適な背負い心地を実現。胸元のハーネス(チェストストラップ)で、自転車通勤などアクティブな移動でも安定感があります。
4. カリマー (karrimor) – タトラ 25L
- 特徴: 優れた収納機能を備えたスリムなシルエットのトレッキング・デイパック。コンパクトな25Lモデルでありながら、ウエストベルトを装備することで安定性とフィット感を高めた高機能設計です。軽量なナイロン素材を採用し、本格的な登山やハイキングに対応できる耐久性を持っています。
- ポイント: 「自転車走行時のフィット感と軽量性」を重視しつつ、「アウトドアでも使用したい方」におすすめ。高機能な設計により荷物の揺れを抑え、A4サイズも収納可能な容量で、通勤・通学から週末のトレッキングまで幅広く活躍します。なおPCスリーブはなし。
5. GREGORY (グレゴリー) – キャンパスデイ L
- 特徴: 開閉しやすいダブルファスナーをメインに採用し、外側には鍵や小物を整理しやすいオーガナイザー付きのフロントポケットを含む合計5つのポケットを装備。グレゴリーの特徴である耐久性の高いEVAリュックベルトと、可動式で着脱可能なチェストベルト(ハーネス)を搭載し、安定した背負い心地を提供します。
- ポイント: 「高い耐久性」と「日常からアウトドアまで使える汎用性」を求める方におすすめ。豊富な外側ポケットや、片側に設けられたアタッチメント用のデイジーチェーンとDカンにより、荷物が多くても整理しやすく、通学や通勤、週末の街歩きまでマルチに活躍します。
6. カリマー (karrimor) – highlands (ハイランズ) 32L
- 特徴: スリムなシルエットに、旅行や日常使いに便利な機能が凝縮された中型リュックサック(32L)。耐久性に優れたCORDURA生地に耐摩耗性のPCコーティング加工を施しています。サングラスやメガネを収納できる起毛素材のトリコットポケットや、キャリーケースのハンドルに通せるキャリーオンバンドを備えています。
- ポイント: 「出張や旅行と日常使いを兼用したい方」におすすめ。メインコンパートメントは大きく開くため荷造りがしやすく、両サイドのワンドポケットや傘入れメッシュポケットなど、機能的な収納が充実。チェストベルトも備えているため、自転車での移動時にも安定性を確保できます。
おすすめモデル|メッセンジャーバッグ4選(PC対応)
「バックパックは最強だけど、メッセンジャーの軽快さが好き」
という人も一定数います。
メッセンジャーバッグは、自転車乗りに特化して設計されたものが多く、背負った時のフィット感や、荷物へのアクセス性が魅力です。
ここでは、
自転車で使えてPCも安全に運べるモデルを厳選して5つ紹介します。
1. Chrome (クローム) – Citizen (シチズン)
- 特徴: CHROMEのフラッグシップモデルであり、世界的に最も支持されているメッセンジャーバッグ。長年変わらないオールドスクールデザインに、驚異的な耐久性と完璧な機能を兼ね備えています。インナーに新素材を採用することで軽量化を実現。ブランドのアイコンであるシートベルトクロージャーのバックルには高級感のあるマットブラックが使われています。
- ポイント: 「CHROMEの歴史と耐久性の高さを求める方」におすすめ。サイズ・スペックともに非常にバランスが取れており、自転車走行時のフィット感を高めるサブストラップは取り外し可能。シティユースからアウトドアまで、タフにデイリーユースできるメッセンジャーバッグの決定版です。
2. Timbuk2 (ティンバック2) – Classic Messenger (クラシック メッセンジャー)
- 特徴: 再生素材を使用したEco Cordura生地で作られた、環境に配慮したモデル。耐候性のある外装と防水仕様の70D TPUライナーを備え、湿気に強い設計です。航空機グレードの6061アルミニウム製バックルでストラップを素早く調整可能。ショルダーストラップは左右どちらでも持ちやすいよう切り替え可能です。
- ポイント: 「サステナビリティ(持続可能性)」と「高い耐候性」を求める方におすすめ。サイズによって11.5インチから17インチまでのデバイスに対応し、OrthoLite®フォームパッド入りのストラップが快適な背負い心地を持続させます。両サイドの縦型ジッパーポケットは、自転車走行中など必需品を素早く取り出したい時に便利です。
3. Chrome (クローム) – Simple Messenger (シンプル メッセンジャー)
- 特徴: ブランド史上最もシンプルでミニマルにデザインされたメッセンジャーバッグ。ターポリンのタフな構造と防水システムはそのままに、フラッグシップモデルよりもミニマムなデザインが特徴です。ライトな装備を想定した軽くて丈夫なクイックリリースバックルを採用し、左右どちらにも切り替え可能なストラップを備えています。
- ポイント: 「防水性とCHROMEのタフさを維持しつつ、軽さとシンプルなデザインを求める方」におすすめ。片手でストラップを操作する「One Action」で荷物にクイックアクセスできる利便性が、このサイズで最大の効果を発揮します。フラップを開けずに小物を出し入れできるファスナー付きポケットやPCスリットも備え、“BIKE TO WORK”(自転車通勤)に最適な新時代のメッセンジャーバッグです。
4. Manhattan Portage (マンハッタンポーテージ) – NY Messenger (NY メッセンジャー)
- 特徴: ブランドの王道モデル「MP1606VJR」を現代のニーズに合わせてモディファイしたシリーズの新型。従来のメッセンジャーバッグの形状はそのままに、ソフトタイプのショルダーストラップと、プラスチックバックルによる開閉へとアップデートされています。フラップにファスナーポケットを付加することで、より汎用性の高いモデルへと昇華しました。
- ポイント: 「定番モデルの安心感と、現代的な使いやすさ」を求める方におすすめ。ソフトタイプのショルダーストラップは肩への負担を軽減し、フラップのファスナーポケットはバッグを開けずに小物をサッと取り出したい自転車通勤時に非常に便利。A4サイズも収納可能で、日常使いに最適なメッセンジャーバッグです。
まとめ
たくさん紹介しましたが、
ここまで読んでくれたあなたに向けて“最終結論”をまとめます。
🎯 迷ったらバックパック一択
理由を改めてまとめると…
- 揺れにくく走行中の安定感が高い
- PC保護性能が優秀なモデルが多い
- 容量の自由度が高い
- 通勤・通学・街乗り・休日サイクリングの全部を1つでいける
つまり、自転車生活の“基礎になるバッグ”として最適。もちろんメッセンジャーバッグにも魅力はあるので、大事なのは、使いやすい・用途に合っている・あなたが「使いたい」と思えるか。
結局気に入ったものを使うのが一番。
私なりに使い勝手が良くて、かっこいいと思えるバッグを紹介してきました。ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
