金子眼鏡って結構高いんですよね。でもモノはいいし、かっこいいからと奮発して買ったけど、レンズに傷が入ってしまった、度が合わなくなってきたなんてことはありませんか?
せっかく高い値段出して買ったし、これからも使い続けたいと考えれば、日頃のメンテナンスや、レンズ交換が必要になります。
この記事では、金子眼鏡のレンズ交換に関する疑問を解消し、費用や手順、選ぶべきレンズについて解説します。長く使い続けるためにぜひ最後まで読んでいただければと思います。
レンズ交換の前にお持ちの眼鏡をチェック
金子眼鏡は、高品質なフレームと上品なデザインで多くの人に愛されています。そのため、『せっかく買ったし長く使いたい』『レンズ交換ってできるの』という疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。結論として、多くの金子眼鏡フレームではレンズ交換が可能です。しかし、以下の点に注意が必要です。
レンズ交換ができない可能性のあるケース
- フレームの歪みや破損がある場合
長年使用していると、フレームが歪んだり、ヒンジ部分が緩んでいたりすることがあります。このような場合、レンズ交換後にフレームが適切に調整できず、使用に支障が出る可能性があります。特に大きく変形している場合は、交換が難しい場合があります。 - 特殊素材のフレームの場合
金子眼鏡の中には木製やチタンなど特殊素材を使用したフレームもあります。これらの素材は加工が難しい場合があり、レンズ交換が制限されることがあります。 - ヴィンテージモデルや廃盤モデルの場合
古いモデルや限定デザインのフレームは、現在の標準レンズ規格に合わない場合があります。その場合、新しいレンズを加工して取り付けるのが難しいことがあります。 - フレームの劣化が進んでいる場合
金属製フレームの錆びや、アセテートフレームのひび割れなど、フレームの劣化が目立つ場合、レンズ交換後に耐久性の問題が発生する可能性があります。
レンズ交換が難しい場合の対処方法
これらのケースに該当する場合でも、直営店のスタッフがフレームの状態を丁寧に確認し、可能な範囲で対応策を提案してくれることがあります。また、必要に応じてフレームの修理や代替案を検討するのも一つの方法です。
金子眼鏡の直営店では、フレームの状態を無料でチェックしてくれるサービスもあるので、気軽に相談してみましょう。
金子眼鏡のレンズ交換にかかる費用はどれくらい?
レンズの種類と価格帯について
金子眼鏡では、視力や用途に合わせた主に3種類のレンズを提供しています。それぞれの特徴と価格帯を以下に分かりやすく解説します。
私も初めて金子眼鏡で注文した時は、結構種類とオプションが多くてびっくりしました。
以下に説明しますが、金子眼鏡のレンズはオーダーメイドもあるんですよね。店員さんの説明曰く、
レンズをカットする際にレンズの中心とレンズの端の方では見え方が異なってくるので、オーダーメイドにすると、1番いい部分(歪みが少ない部分)を中心に持ってこれるので、見え方にストレスが少ない。
かなり魅力されましたが私は予算の都合で、通常の非球面レンズにしました。それでもフレームと合わせて6万円ほどだったので、結構な金額ですが、もし予算が許すのであれば、オーダーメイドを検討してみてもいいのではないでしょうか。
1. 外面非球面レンズ
最も一般的なレンズで、視界の歪みが少なく自然な見え方を実現します。価格もリーズナブルで、多くの方に選ばれています。
- 価格帯:約8,800円~約29,700円
レンズの厚みが薄くなるほど軽量で見た目が美しくなりますが、価格は上がります。
2. 両面非球面レンズ
レンズの表面と裏面のカーブを最適化し、より広い視野を歪みなく見られる高性能レンズです。特に、度数の強い方や初めてメガネを使用する方に適しています。
- 価格帯:約26,400円~約38,500円
外面非球面レンズよりも歪みが少なく、快適な見え方が特徴です。
3. オーダーメイド設計レンズ
フレームや目の特徴に合わせてカスタマイズ可能な最高級レンズです。理想的な視界と快適さを追求する方におすすめです。
- 価格帯:約40,700円~約69,300円
高度な技術で設計されるため、価格は他のレンズよりも高めです。
レンズの種類と価格の比較表
以下は、各レンズタイプの特徴と価格帯をまとめた表です。選ぶ際の参考にしてください。
レンズの種類 | 特徴 | 価格帯 |
---|---|---|
外面非球面レンズ | 自然な見え方で歪みが少ない。最も一般的なレンズ。 | 約8,800円~約29,700円 |
両面非球面レンズ | 表と裏のカーブを最適化し、視野の端まで歪みが少ない。 | 約26,400円~約38,500円 |
オーダーメイド設計レンズ | 目やフレームに合わせた完全カスタマイズ設計。最高の快適さ。 | 約40,700円~約69,300円 |
金子眼鏡の直営店では、専門スタッフが丁寧に説明しながら最適なレンズを提案してくれます。用途や予算を相談しながら、まずは気軽に相談し、自分にピッタリのレンズを選びましょう!
尚、価格については変更になっている場合もあるので、実店舗でご確認ください。
ちなみに私のは両面非球面レンズで、約30,000円のNIKON製レンズです。どうやら現在はnikonは取り扱いがなくなり、カール・ツァイス製に変わっているようです。
保証制度も確認を!
購入時の保証制度が適用される場合、費用が割引になることがあります。特に、購入から1~2年以内のレンズ交換は保証内で対応してもらえるケースもあるので、店舗に確認するのがおすすめです。
その他のレンズのポイント
レンズには、UVカットや、調光レンズ(屋外で色が変わるタイプ)などのオプションもあります。もちろん遠近両用や老眼に対応したレンズもオプションとしてつけることができます。
金子眼鏡のレンズ交換の流れ
レンズ交換をスムーズに進めるためには、手順をあらかじめ知っておくことが大切です。金子眼鏡の直営店では、プロフェッショナルな対応を受けられるので、安心して依頼できます。ここでは、店舗でのレンズ交換の具体的な流れを解説します。
レンズ交換の基本的な手順
まずは金子眼鏡の直営店を訪問し、スタッフにレンズ交換の希望を伝えます。この際、以下の点についてヒアリングを受けます。
- フレームの状態チェック
- 現在の視力や使用感について
- どのような用途で眼鏡を使用するか(仕事、運転、読書など)
スタッフと相談しながら、レンズを選びます。
レンズが決まったら、交換作業を依頼します。作業の進行状況や完了までの期間は、選択したレンズやフレームの状態によって異なります。
交換が完了したら店舗で受け取ります。この際、以下を確認しましょう。
- フレームのフィット感(調整が必要な場合はその場で対応してくれます)
- レンズの見え方に違和感がないか
まとめ
私が金子眼鏡に初めて訪れオーダーした際その場で視力を測り、その場で眼鏡を注文しました。後日、メガネを受け取って使っていたのですが、どうもクラクラするな〜とオーダーした店舗とは別の店舗に持ち込み相談をし、再度視力を測定したところ、度が合っていませんでした。
原因はオーダーの際に視力測定の直前までコンタクトをつけていたことだったと思われますが、持ち込んだ店舗の店員さんは、『申し訳ありません。再度レンズをお作りします』と非常に丁寧に対応していただき、その後のメンテナンスでもお世話になり、こちら私の『KC-12R』ともすでに7年の付き合いになります。
眼鏡自体も、金子眼鏡のサービスを含めて素晴らしいモノだと思います。だからこそ長く使っていきたいですよね。
レンズの交換は、視力の変化や傷ついたレンズをリフレッシュする良い機会です。良いものを長く愛用していきたいですね。