『今日1レースも当たってない!』てことありませんか?わかります。精神衛生上良くないですよね。負けて負けて、負けを取り返そうとして更に負け額を増やす、負のスパイラルに突入です。
これじゃあ面白くないですよね。もちろんトータルで勝ちたいけれど、回収率を100%越えにすることは難しいです。でも攻めて当てたい!今日の『回収率0%』、『今日の回収率10%』とかつらすぎます。
そこで今回はズバリ的中率を重視した、『当たりやすい買い方』をテーマに記事にしましたので、ぜひ参考にしてください。
先に、予想の組み立て方を読んだ後だと、さらに記事の理解が深まると思いますのでこちらも参考にしてください。
当たりやすいレースは存在する?見極め方
当たりやすいレースは本当にあるの?
競艇で「当たりやすいレース」と聞くと、初心者から上級者まで誰もが興味を持つテーマですよね。しかし、結論から言うと「絶対に当たるレース」は存在しませんが、「当たりやすい」レースは存在します。
特に、実力差が大きく出るレースや、1号艇が圧倒的に有利な場面では、他のレースに比べて当たりやすくなる傾向があります。
では、どのようにして当たりやすいレースを見極めるのか?ここでは、そのポイントをいくつか紹介します。
1号艇が有利なレースを狙う
競艇では、インコースが有利という基本があります。特に1号艇は、スタートの位置から最短で1マークに向かうことができ、他の艇に比べて圧倒的に有利な立ち位置です。
そのため、1号艇の勝率が高いレースは、比較的「当たりやすい」と言えるでしょう。
例えば、競艇場の中でもインコースが有利とされる場(大村競艇場や徳山競艇場など)では、1号艇を軸にした賭け方が有効です。また、実績のある選手が1号艇に入る場合は、さらに信頼度が増します。
過去の成績をチェックする
各選手や競艇場の過去の成績を確認することで、そのレースが当たりやすいかどうかを判断する材料にできます。特に、選手ごとのスタートタイミングや1着率などは信頼できる指標です。
例えば、ある選手が得意とする競艇場で出走する場合、その選手の勝率が高いことが予想されるため、安心して軸に据えることができます。逆に、苦手な競艇場でのレースでは、思わぬ結果が出ることもあるため注意が必要です。
天候と水面状況を見極める
競艇は、天候や水面状況に大きく左右される競技です。特に風が強い日や波が荒い日は、実力者であっても思わぬミスをすることがあります。
一方で、天気が穏やかで水面が安定している場合、実力通りの結果が出やすくなるため、当たりやすいレースを選ぶ際の重要な要素です。
晴天で風が少ない日や、静かな水面の日は、インコースがさらに有利になりやすいため、1号艇を軸にした買い方がより効果的です。
当たりやすいレースの特徴
まとめると、以下のような条件が揃ったレースは、比較的「当たりやすいレース」と言えるでしょう。
- 1号艇が有利なインコース重視の競艇場
- 実力差が明確なレース(特にトップ選手が出場しているレース)
- 天候や水面が安定している状況
インコースが強い場で当たりやすい買い方の戦略
それでは実際に当たりやすい買い方をいくつか紹介していきます。
インコースの重要性
競艇では、インコースが非常に有利とされています。特に1号艇は勝率が高く、各競艇場においてもインコースの艇が勝つ確率が高いです。これは、スタートの位置が最も内側にあるため、最短距離で1マークに向かうことができ、他の艇よりも先行しやすいからです。
インコースが強い場の特徴
競艇場によっては、特にインコースが有利な場所が存在します。例えば、下記のような競艇場では1号艇の勝率が高いため、戦略的にインコースを中心に賭けると効果的です。
- 大村競艇場(大阪):水面が静かで1号艇が有利。
- 徳山競艇場(東京):インコースが強く、企画レースが多い。
インコースを活かした買い方
イン逃げを買う時に、どのように2・3着を買うかというのは実は結構難しいです。もちろん当てるだけなら簡単ですが、トリガミしないように回収率も意識しないといけないからです。
そこで、イン逃げから的中率、回収率のバランスを取れる買い方を2つ紹介します。
実力、もしくは舟足がいい選手は1マークで展開がなかったとしても、道中で追い上げてきて2着、もしくは3着までに入着する可能性が高いです。この買い方のメリットは中穴(5,000円以上)の配当を取れる可能性があることです。
具体例
- 1ー2ー全
- 1ー全−2
この買い方だと8点、相手を1点でも切ることができれば6点になります。
もちろん相手軸にした選手の信頼度が高い時は有効な買い方です。
実力、舟足、コースから2着に入る選手を選んで買う。的中率は上記よりも高くなるが、配当の中央値は安くなるので、3着を絞る、資金配分するなどの工夫が必要。
具体例
- 1−23−234
- 1−23ー23456
- 1−234−234
2着にした選手が人気選手であれば、配当は低いので、自信を持って3着を切れるというレースで有効。
インコースから買うときは、基本的にはこの2パターンどちらかで購入するのが的中率を高めることができるのではないでしょうか。
当たりやすいフォーメーションの組み方とその効果
インコースの狙い方、当たりやすい買い方を解説しましたが、次にフォーメーションの組み方を解説します。
フォーメーション買いの基本とは?
「フォーメーション買い」は、競艇における賭け方の一つで、初心者でも上手に使えば的中率を上げることができます。フォーメーション買いとは、1着、2着、3着の組み合わせを複数の艇で自由に組み合わせて賭ける方法です。
自分が信頼できる艇を1着、2着、3着にそれぞれ配置して賭けるため、リスクを分散させつつ、効率よく当たりやすい組み合わせを狙います。
効率的なフォーメーションの組み方
まず、インコース(特に1号艇)は勝つ確率が高いので、1号艇を1着に固定するのが基本的な戦略です。次に、実力がある選手やコースの有利性を考慮して、2着、3着を複数の艇で組み合わせます。
例えば、以下のように組み合わせてみます。
- 1着:1号艇
- 2着:2号艇、3号艇
- 3着:2号艇、3号艇、4号艇
このように、1着を確実に当てつつ、2着、3着を複数の艇でカバーすることで的中率を上げることができます。これにより、少ない投資で効率よく当たりやすい組み合わせを狙えるようになります。
フォーメーション買いのメリット
フォーメーション買いの最大のメリットは、1着を確定させることでリスクを軽減しつつ、2着と3着を広くカバーできる点です。
特に、競艇は波乱の展開も多い競技なので、上位の選手を中心に賭けつつも、思わぬ伏兵が2着や3着に入る可能性を考慮することが重要です。
競艇のボックス買いで的中率を上げる方法
ボックス買いとは?
「ボックス買い」は、選んだ複数の艇を自由な順番で組み合わせて賭ける方法です。例えば、3艇を選んだ場合、その3艇のうちどの順番でも1着、2着、3着に入れば的中します。
この買い方は、予想に自信がある複数の艇を選ぶことで的中率を高めつつ、リスクも分散できるため、初心者にもおすすめです。
ボックス買いの具体例
例えば、1号艇、2号艇、3号艇の3艇を選んでボックス買いをした場合、以下の組み合わせがすべて的中の対象となります。
- 1-2-3
- 1-3-2
- 2-1-3
- 2-3-1
- 3-1-2
- 3-2-1
このように、3艇で6通りの組み合わせを網羅することができるため、特に波乱の展開が予想されるレースや、どの艇が1着に入るかが読みにくいレースで効果を発揮します。
ボックス買いのメリットとデメリット
メリット:
- 的中の範囲が広がるため、波乱の展開にも対応できる。
- 予想が難しいレースでも、選んだ艇が3着以内に入ればいいので安心感がある。
デメリット:
- 賭け金が増える可能性がある。3艇ボックスで6通り、4艇ボックスで24通りとなり、広範囲に賭けるほどコストがかさむ。
点数が増えることからもボックスは4艇までに。4艇以下に絞れなければ、ボックスではなく他の買い方にすべきです。
ボックス買いのおすすめ場面
ボックス買いは、荒れやすいレースや予想が難しいレースで特に効果を発揮します。また、波乱が多い水面や風の強い日のレースでは、実力差が出にくいため、複数の艇を広くカバーできるボックス買いは非常に有効です。
『この選手は実力的にも、舟足的にも切れる!』と判断できるレースはボックス買いが力を発揮します。特にその切った選手が人気になっていれば、当たった時の配当妙味に期待ができます。
番外編・人気の高い選手や艇を避けて勝つ逆張りのテクニック
逆張りの魅力とは?
「逆張り」とは、多くの人が賭けている人気選手や艇を避け、あえて人気の低い艇や選手に賭ける手法です。
競艇では、オッズが人気に左右されるため、逆張りをすることで高い配当を狙うことが可能です。しかし、的中率は大きく下がるので、初心者の方にはあまりおすすめしません。
特に、予想外の展開が起こることが多い競艇では、この逆張りの戦略が功を奏することも少なくありません。
逆張りの魅力は、的中したときの配当が高くなる点です。たとえば、1号艇が圧倒的に人気だと、他の艇のオッズが高くなりやすいです。この状況であえて人気のない2号艇や3号艇を軸に賭けることで、波乱が起きた際に大きな利益を得られます。
『舟券戦略がわかってきた』と思えるようになってきたら、トライしてみたい買い方です。
逆張りが有効な状況
逆張りが特に有効なのは、以下のような状況です。
- 天候が不安定なとき:波や風が強い日は、実力差が出にくく、思わぬ結果が出やすい。
- レースが荒れやすい競艇場:平和島競艇場や戸田競艇場など、荒れやすい水面の競艇場では逆張りの効果が高まります。
- スタートがバラける理由がある:スタートがばらければ、実力上位の1号艇でも逃げを決めるのは無づがしくなります。
- 前付けがあるレース:前付けとは、外枠の選手がピットアウト後に内側のコースを取りに回り込んでくる戦略です。前付けがあると、内コースはスタート位置が深くなり、ダッシュ勢がせめていける展開になりやすいです。
逆張りのテクニック
逆張りを成功させるためには、しっかりとしたデータ分析が重要です。具体的には、過去のレース結果や天候条件、選手の得意コース、スタートタイミングなどをチェックすることで、波乱が起きやすいレースを見極めます。
たとえば、1号艇があまり得意でない水面でのレースや、向かい風が強い日などでは、人気のない外枠の選手が上位に入る可能性があります。このような状況で、外枠の選手に逆張りをすると、的中時に大きな配当が期待できます。
逆張りを成功させるコツ
逆張りの最大のコツは、「どの選手や艇があまり注目されていないか」を見極めることです。レースごとのオッズや出走表をチェックし、特に実績はあるが今回は人気がない選手や、天候によって有利になる選手に目をつけるとよいでしょう。
また、逆張りを行う際には、資金管理も重要です。的中率は下がるため、逃げを買う時よりも金額を抑え、リスクヘッジとして広く買うことを心がけましょう。
まとめ
今回のテーマである『競艇 当たりやすい買い方』のポイントをまとめます。
- 当たりやすいレースを厳選する。
- 1号艇が実力上位、インコースが有利なレース場、水面コンディションのレースを狙う。
- 買い方は、2・3着軸を決める or 2着を固定して買う。
- フォーメーションまたはボックスで買う時は、そのレースではどちらが効果的か見極める。